今年の初め新聞の文化欄に、詩が紹介されていました。
春 の 枝 に 花 あ り
夏 の 枝 に 葉 あ り
秋 の 枝 に 果 あ り
冬 の 枝 に 癒 や し あ り
毎朝の仕入れに私は故郷川西の東側を流れます猪名川沿を南下しまして大阪へ向います。
途中両側3キロは続く長いけや木並木があります。
今年はお盆を過ぎた辺りから緑の葉が色付き始めた頃、5歳に成ります長男孫の健斗君が初めて、私と一緒に早朝からの仕入れに付き合ってくれました。
この事は今年の、いやいや、私の人生のひとつの記念日になりました。
春、夏、秋、の枝には確かに花、葉、果物、があります。
冬の枝には何もありませんが、この詩に出会ってから
、冬の木々見方が変わりました。
落葉した枝には来春に芽吹く新芽が準備されています。
この様子を冬萌(ふゆもえ)というそうです。
綺麗な日本語で寒い冬でも温まる言葉です。
還暦を過ぎた今、私の料理人生がどれ程残っているのか分かりませんが、
枯れ始めた私の側に“冬萌孫達”が居る幸せを感じております。
料理はお店と料理人が“おもてなし”に対する
一期一会の喜びをお伝えする季節の物語と私は思います。
う越秀“京川西 加茂”の基本は”一期一会のおもてなし”です。
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